八ヶ岳高原の別荘地の特徴・どんなエリアがある?
八ヶ岳の別荘と言ってもかなり広範囲の区域となります。
長野県と山梨県を結ぶ「富士見高原通り」が動脈道で、長野県「原村」のペンション村近辺から清里に至るエリアを「八ヶ岳エリア」
と地元の「不動産業者」は説明しています。
ネオオリエンタルリゾート八ヶ岳高原コテージ
山梨県北杜市大泉町にある「ネオオリエンタルリゾート八ヶ岳高原コテージ」の存在は八ヶ岳の別荘を語る上で欠かせない存在です。
別荘地へのアプローチは門の着いた車道、別荘地への入り口に温泉施設の付属するフロントがあります。
貸別荘であり定住者も居る。売り物件あり、会社の保養所あり、購入物件をオーナーとして利用しながら空いてる日は貸別荘として提供するコングロマリットな別荘スタイルです。
鬱蒼とした森の中にデザイナーズコテージが点在しています。
貸別荘の場合食事はバーベキューなどのケータリングが可能です。
すぐ近くの系列のエリアには「わんわんパラダイス」というペット同伴のコテージもあります。
国道20号線、富士見街道
国道20号線、富士見街道(八ヶ岳高原ライン)は標高1000m~1200mに位置します。 片側一車線ですが広めに取られた道路幅と伐採管理が行き届いた開放感溢れる人気のドライブラインです。
この道路の両サイドに少し入った位置に思い思いに彩られた別荘が点在しています。 冬場の落ち葉の影響を避けるため組み上げられた木材の床面に別荘は建築されています。 ほとんどの別荘の外観部に、薪ストーブが積み上げられています。
薪ストーブを楽しむためにこの地区に別荘を持つと言い切る人も多いです。
山梨側から長野方面へ
富士見街道を山梨側から長野県方面に向かいます。
長野県の県境看板を過ぎたあたりから道路両面に「カフェ」や「大企業の保養所」施設が増えてきます。
山梨県と長野県では過去、観光誘致のスタンスが違っていたようです。現在も「別荘」「保養所」「観光施設」への取り組みは「長野県」に軍配が上がります。
カフェなどの施設の他、ロッジ風の「不動産業者」の看板も増えて来ます。
新築、中古と物件も多様ですがこの区域全体を取り巻く「落葉松」の影響を気に留めておく必要があります。
落葉松が別荘の周りに積み重なるように落ちています。ふわふわの絨毯を踏みしめているようで心地良いのですが難点もあります。別荘の屋根にも同じように降り積もります。
この影響で10年~20年で屋根の吹き替えが必要となります。新築の場合メンテナンスコストとして計上しておきましょう。
中古での購入の場合、屋根の吹き替え渡しが基本サービスとなっている業者さんが多いのは嬉しい習慣です。 県民性の違いでしょうか、山梨県側の業者さんは屋根吹き替えについて説明がありませんでした。長野県側の業者さんは口を揃えて、吹き替えサービスの説明をしてくれたのですが。
八ヶ岳の過ごし方について考える
八ヶ岳エリアは11月頃になると人口が半分程度に減ります。物産展や手作りの店など観光客向けのショップも冬季はほとんど閉鎖されます。春4月頃戻ってくるパターンです。
厳しい寒さと人気のない淋しさを覚悟出来なければ「定住」は無理です。
おはようございます(^-^)/今朝も冷え込みが厳しいなぁ〜…と事務所のストーブを見ると、室温0℃‼︎寒いと感じる訳ですね☆ pic.twitter.com/irhdXfE0V7
— ふるさと情報館八ヶ岳事務所 (@furusatoyatsu) February 5, 2014
Twitterを見るとこんなツイートもありますね。 春先から晩秋まで過ごすだけなら心にも体にもとても良い別荘区域です。寒さや暑さの個人差は生まれ育った地域の影響が大きく関連します。この地でセカンドライフ楽しむ希望があれば冬に近い時期に薪ストーブ付きのコテージでの体験宿泊をしておきましょう。
八ヶ岳はとても厳しい台地です。しかし凛とした厳しさが春先のとてもおいしい雪解け水をプレゼントしてくれます。聳え立つ八つの剣山に雲が抜けていく風情はこの台地の大きな魅力です。自然の厳しさを、優しさとして捉えることが出来る人ならセカンドライフ第二の故郷となります。