別荘は購入して所有するのと賃貸とではどちらが良い?メリット・デメリットをチェック
別荘といっても自分の固定資産として所有する方法の他に賃貸物件を借りるという方法もあります。
所有する場合と賃貸の場合とではどんな違いがあるのか、どんなメリットとデメリットがあるのかをまとめてみたいと思います。
別荘を買う場合
やはりメリットは自由度が高いところです。自分の好きなように間取りを作ることができますし、趣味に打ち込める空間を作り上げることができます。
デメリットとしては固定資産税やローンの支払い、壊れた場所の修繕などの費用が掛かるところでしょう。
なかなか気軽にはといかないでしょう。メリットとデメリットをまとめてみたいと思います。
別荘を買うメリット
自分好みに設計したり改修したりできる
別荘を使う目的に合わせて内装や設備を設計したり改修したりできるのが多いなメリットでしょう。
自分の趣味に使ったり、リラックスする空間となるので改修の自由度が広いというのは大きな魅力です。
自分の資産となる
別荘を購入する場所によっては資産としての価値が発生しますし、別荘を使用しない期間は人に貸し出すことで収入が得られる場合もあります。
ただし、人気の無い立地の場合は二束三文でも売れず処分の際に困るという可能性があることは覚えておきたい点です。
別荘を買うデメリット
維持費用が高い
年間を通して定期的なメンテナンスが必要なため、維持費が高くなりがちです。別荘を利用しない期間でもどんどんと別荘は傷んでいきます。寒冷地の場合、積雪や寒冷による影響が大きく、冬季の定期的な点検や管理費用が高額になることがあります。
リゾートマンションを購入した場合でも積立修繕費が高額だったりするなど、維持費がどのぐらいかかるのか購入前に十分に検討する必要があります。
固定資産税も発生することをお忘れなく。
別荘に価値がつかない
現代の日本では別荘を持とうという人はかなり少なくなっています。バブル期に建てられた別荘を親から相続したが、維持費がかかる上に買い手がつかず困っているという話もあります。
不動産市場の動向をしっかりと調べ、万が一別荘を手放すことになった場合に価格がつくのか、売却の目途はあるのかといったことを把握しておく必要があるかもしれません。
賃貸(借家契約)で別荘を持つ
別荘を借りるといっても借家契約を結ぶ場合と1日単位で借りる貸別荘という形式があるのでちょっと分けて考えてみたいと思います。
まずは借家契約で別荘を持つ場合から。
賃貸の場合は購入に比べてハードルが低いところがポイントですが、どのようなメリットデメリットがあるのでしょうか。
別荘を賃貸にするメリット
初期費用が少ない
当たり前かと思いますが、同じ場所に別荘を持つ場合は購入する場合に比べて初期費用が安く済みます。
不動産購入費用や登記費用、固定資産税は必要ありませんので費用や手続きの面で優れています。
別荘地の環境をじっくりと体験できる
半年~2年間ぐらいの契約になるので別荘地の四季、気候の変化を感じたり、実際に暮らしていく上での便利な施設、足りない施設を体感することができます。
不満に思うところがあれば比較的簡単に手放すことができますし、別荘を購入予定の人でも購入前の判断材料にすることができます。
別荘賃貸のデメリット
思うようなレイアウト・改修ができない
当然、借りている建物になるので勝手に改修を行ったりといったことができません。自分で持ち込んだ家具や家電の配置を変えたりといったことはできますが、やはり別荘を購入する場合と比べると自由度は落ちてしまいます。
建物を借りているということを忘れるわけにはいきません。
物件が限られてくる
賃貸なので募集が出ていなければ借りることができません。
賃貸契約をしたいと思ったときに丁度好みの物件で募集が出ていれば良いですが、そうもいかないこともあるでしょう。
納得のいく物件が見つかるまである程度時間がかったり、ずっと待っていても見つからないということもあるかもしれません。
貸別荘(短期間)
1日~1週間程度の短期で別荘を借りる・・・借りるというよりは宿泊といったほうがいいかもしれませんが、こうした貸別荘のメリットデメリットについてもチェックしておきます。
貸別荘のメリット
圧倒的に手間が少ない
短期間宿泊するだけなので賃貸契約よりもさらに手間が少なくなります。
利用頻度が低くても問題無い
別荘を購入すると維持管理費用が、賃貸契約をするにしても月々の家賃などがかかりますが貸別荘の場合は宿泊料金を支払えば済みます。
維持にかかる費用が無いので年数回程度の利用でも問題ないでしょう。
貸別荘のデメリット
利用制限がある
貸別荘を利用する場合、予約が埋まっていたり、利用期間が限られたりと、利用に制限がある場合があります。また、人気のある別荘は、予約が取りにくかったり、料金が高かったりする場合があるので思うようにいかない部分が多くあります。
物を置きっぱなしにできない
自分の別荘ならば趣味の道具などを収納しておけますし、賃貸の別荘でも契約期間は物を置いておけますが、短期の貸別荘となるとそういったわけにもいきません。
ポイント制のシェア別荘もある
ということで「別荘を購入する」・「借家契約をする」・「貸別荘に宿泊する」といった3つの方法のメリットデメリットをまとめてみましたが、近年ではポイントを購入してシェア別荘に宿泊するという方法も登場しています。
リロバケーションズという会社のシステムではあらかじめ会員になり、ポイントを購入しておくことでそのポイントを消費して全国40施設に泊まることができ、様々な別荘地を体験することができます。
シェア別荘なので自分の好き勝手に改修をするといったことはできませんが、
「ペットと一緒に宿泊できる施設あり」
「オーナー自身が出かけられない時でも家族、友人が利用できる」
「リビングやキッチンを備えた広い部屋を利用できる」
「会員権は固定資産税の対象外で維持費が抑えられる」
といったメリットもあるので検討の価値はあるかもしれません。
500円~の体験宿泊キャンペーンもやっているようなので気になったらチェックしてみてください。
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