京都の別荘地の特徴・田舎暮らしの候補地としても

2023年5月5日

京都は、古都として日本の文化の中心地であり、観光地としても有名です。そのため、豊かな自然と古都の雰囲気を楽しむことができる別荘地が存在します。

京都には由緒ある別荘群が

京都は古くから別荘群と呼ばれる区域が点在します。別邸群と表記する方が正確かも知れません。明治、大正時代の政治家、軍人、財閥の別邸が現代に引き継がれています。

日本の大都市で、唯一戦火を免れた京都の由緒ある別荘群です。

京都の代表的な別荘地・南禅寺

代表的な別荘群として「南禅寺界隈」が挙げられます。
古い日本家屋ですが表札も無く固く門を閉ざした大邸宅が立ち並んでいます。

大小様々ですが平均1000坪の別荘規模と云われています。
個人で所有するには莫大な維持費が想像されますが、文化財とも言える邸宅を別荘として購入できる点は素晴らしいことです。

観ると住むでは違う京都

一般的なイメージの別荘地は京都にありません。京都市中心部の街並みに住む人たちは圧倒的に地元出身の人達が多く、新参者を寄せつけない雰囲気があります。
多くの観光客で経済が成り立ち、柔らかい京言葉、愛想の良さが京都人のイメージですが観ると住むではかなり違いがあります。

建築基準の厳しい京都市内ですが近年大手デベロッパーが「富裕層」向け都市型別荘として「高級マンション」を販売しています。億単位に近い物件が即売状況です。
購入者の40%が東京都心住まいとの報道もあります。

当初は京都のセカンドハウス利用ですが最終的には終の棲家としての購入者も多いと伝えられています。

また、京都市内の上賀茂や嵐山近辺には長期滞在型の古民家の貸家物件が多くあります。京都観光の拠点として賃貸物件を契約して別荘のように利用するスタイルです。外国人観光客に向けて別荘を貸し出す民泊などもあるようです。

小さな町屋を購入して四季折々の京都観光の拠点とするのも良いかもしれません。

京都郊外は田舎暮らしに

京都の郊外の別荘は「スローライフ」「田舎暮らし」がキーワードになります。

市街地を少し離れると豊かな緑あふれる田園風景が広がります。

現在では住む人の無い「古民家」や「農家」が手ごろな価格で購入できます。場所によっては自給自足も可能です。セカンドライフ、セカンドハウスいずれも可能です。

懐かしい日本家屋での生活が楽しめます。 物件によっては五右衛門風呂や昔の家具、農具付きなど特典付きも選択可能です。

世界中の人々が通年たがわず訪れる観光地、京都。定年後は趣味を生かし古民家改造してお土産物屋さんを開くなど「第二の人生」のスタートも可能です。

定年後でなくとも思い切って京都の街で新しいチャレンジをする若者も増えています。別荘ライフに一工夫加えた生き方です。

京都には魅力的な洋館もある

京都の別荘選択は古民家や町屋だけではありません。徐々に人気を集めているのが昭和初期の洋館です。
戦火を逃れた京都の街ならではの古い洋館。大正モダンの香りを感じる粋な洋館。
古都京都で洋館の別荘を持つというユニークで楽しい発想です。別荘でも定住でもワクワクします。

区域の建築規制を事前にチェックしよう

京都に別荘を持つ、京都に定住する、スローライフを楽しむ。選択肢は様々ですが古民家、町屋の場合古い木造建築物なので購入後に別途の改造費が必須です。

街並み条例などの建築規制は区域ごとに細かく定められています。周囲との景観調和に留意して改造する必要があります。

新しい形の別荘

京都の町屋を別荘に持つことを、定期的な京都観光が趣味の方にお勧めします。家族や知人とシェアして購入する方法もあります。四季折々に顔を変える京都観光が更に楽しく過ごせます。

また、デザイナーやIT関連の若いエンジニアなど多くの若者が京都の町屋をSOHO事務所用に購入しています。新しい別荘ライフです。

別荘地紹介

Posted by princo653