九州の人気別荘地・風土や特徴など・オーシャンビューなら糸島か

2023年6月2日

九州の別荘の魅力は大自然との交流です。カルデラ台地は温泉の宝庫です。近年開発が進む大型の高級別荘の星空露天風呂などはこれからの別荘ライフの新しいコンセプトです。

九州の別荘地1:湯布高原別荘地

九州で最も人気が高い別荘エリアです。

温泉の質の高さが自慢の「湯布院温泉」から「やまなみハイウェイ」を熊本方面に進んだ由布高原にあります。 外輪山に囲まれた大パノラマが魅力のひとつです。

温泉付き別荘地で湯布院温泉と同じ源泉が楽しめます。無色透明、はんなりとした肌あたりは「美人の湯」との声もあります。 24時間365日の管理体制が安心と安全を約束してくれます。

標高700mの夜空の星の美しさが自慢で露天風呂から星空楽しむ設計が評判の高級別荘地です。

小倉・福岡からのアクセスは割と便利ですが大分方面からのアクセスに難があります。 やまなみハイウエイ沿いには商店やショップが無く湯布院も観光地で生活用品調達に若干不安があります。

九州の別荘地2:熊本・黒川温泉

湯布院についで人気の高い「黒川温泉」。

黒川温泉周辺は貸別荘が主体かもしれません。セカンドライフの定住目的で購入する人は全体的には少数派です。

温泉や旅行を目的にたくさんの観光客が訪れる別荘地なので治安は安定しています。野菜や生活用品もショップが多いので入手に問題はありません。

旅行客への販売が目的なので「肉類」「魚類」は価格が少し高めです。コテージ庭でのバーベキュー料理を楽しんでいる観光客の騒音が田舎暮らしとミスマッチな感じです。

九州の別荘地3:阿蘇郡南阿蘇村

グリーンロード南阿蘇からは熊本市内を一望、夜景も自慢の別荘地ですが別荘集落地はありません。

温暖な気候で本格的な阿蘇野菜作りが楽しめる区域です。 スローライフな田舎暮らしがピッタリの表現です。鶏の鳴き声で朝を感じ取る生活環境 「古民家」や「再生住宅」での生活様式です。

この区域の人柄は大変穏やかです。田舎に溶け込んでの生活が過ごせます。定住者向けの別荘で、たまにに田舎暮らしを楽しむ用途では住居のメンテナンスの負担が大変です。

九州の別荘地4:糸島地域

北九州区域で唯一の海辺の別荘です。オーシャンビュー物件を求めるなら糸島が良いかもしれません。

開発場所は糸島市の西側。福岡県と佐賀県の県境にほど近い日本海向きに立地します。海辺のリゾートとして1990頃からオーナー型のコテージが建てられてきました。

海好きの人たちが集まるシーサイドリゾートでしたが近年再開発の動きが見られます。

カキなどの海産物、糸島牛や糸島豚、糸島ジビエなど様々な食材のブランド化が推進されており、こうした食材を楽しめるのも魅力の1つです。

別荘地としては雷山の森、シーサイドヴィラ糸島、志摩ラウベンコロニー、伊都ハイランド、スコーレヒルといったところが人気のようです。

買い物や交通アクセスにやや難があり、定住生活にはやや不向きという人もいますが、車で1時前後かければ福岡市内まで出ることができます

雷山の森

糸島市川原に位置する別荘地です。糸島地域の別荘地は海岸に面しているところが多いですが、雷山の森は山の中にある別荘地となります。

手つかずの森の中に造られた別荘地では山の澄んだ空気を存分に味わうことができます。また、

  • 全区画に温泉が供給されている
  • 地下から湧き出る深層地下水を飲用水にできる
  • 24時間体制の管理ゲートがある

といった点は大きな魅力でしょう。

雷山の森では全区画に地下1200mからくみ上げた温が引かれており、別荘で存分に温泉を楽しむことができます。温泉はアルカリ性単純温泉で美肌の湯ともいわれているそうです。単純温泉は含有成分の量が一定に達していないものをいい、成分は薄く刺激が少ないので高齢者にも向いているようです。

深層地下水は九州で初めて花崗岩層から採取したもので、家の水道から直接使うことができます。水質はPH7.4の弱アルカリ性、軟水でやわらかく美味しいと言われています。「雷山の水」としても販売されている天然水をうちの蛇口から楽しめるというのはなんとも贅沢です。

そして管理事務所と2重のゲートはセキュリティを重視する上でありがたい存在です。

シーサイドヴィラ糸島

糸島市二丈松末の別荘地です。

海に近くロケーションが良いので海水浴、シュノーケリング、釣りなど様々なマリンスポーツを楽しむことができます。バードウォッチングを楽しむ人もいるとか。

海の景観も魅力で玄界灘の姫島、そしてさらにはるか彼方には壱岐島を望むことができます。

シーサイドヴィラ糸島は団地管理組合法人「シーサイドヴィラを護る会」が運営しており、不動産の取得とは別に理事会の承認が必要なようです。不動産売買の前に承認の手続きについて調べておいたほうが良いかと思います。

シーサイドヴィラ糸島の紹介:http://siisaidobirawomamorukai.web.fc2.com/villashoukai.html

志摩ラウベンコロニー

糸島市志摩船越の別荘地です。別荘地としての始まりは昭和43年で歴史を持つ別荘地といえるかもしれません。

海と山の両方を望めるこの地域は、万葉集の和歌にも詠まれるなど歴史ロマンと自然を感じさせる地です。春は桜、夏は海水浴などのマリンスポーツ、秋は紅葉狩り、冬は焼き牡蠣など四季それぞれに楽しみがあります。

平成13年より自主管理組合「ラウベンコロニー団地管理組合」によって管理業務が行われているようです。

志摩ラウベンコロニーオーナーページ:https://lauben.or.jp/owner/index.html

伊都ハイランド

糸島市志摩岐志の別荘地です。

海と山を望む景観の良さは他の糸島の別荘地にも言えることですが、近くには岐志漁港があり牡蠣小屋が多数立ち並んでいるので海鮮に舌鼓を打つこともできます。

伊都ハイランドは温泉も出るようで井戸からくみ上げた中世冷鉱泉の温泉も楽しむことができます。

別荘地の出入りは裏側からだと比較的自由に出入りできるなど管理は厳格ではありませんが、入り口での受付、別荘地内の巡回、私道や私水道設備の維持管理、ゴミ回収といった管理業務が行われているようです。

九州の別荘地5:ロイヤルシティ霧島妙見台

森林住宅地がコンセプト「全戸温泉権付」が魅力です。

癒しとゆとりがキャッチフレーズの別荘、都会並みのインフラ整備が自慢です。 大手デベロップメントが全国展開している別荘です。

全国同一コンセプトで敷地内デザインもよく似ています。別荘ライフに個性を求めているユーザーにはやや不満が残る別荘レイアウトです。

インフラ整備やメンテナンスに不安があるオーナー向きです。定住、別荘利用、どちらの用途でも問題ありません。

九州の別荘地まとめ

セカンドライフの考えかたも人それぞれです、九州の別荘はいずれも広々としたエリアが確保出来ることが魅力です。中でも長く住宅規制がかけられていた「やまなみハイウェイ」近辺に計画される大型別荘地は関東からでも足を延ばす価値が充分あります。

雄大な阿蘇高原近辺は近年まで建物規制があり別荘地としての歴史は始まったばかりです。満天の星空を眺めながらの自家露天風呂はセカンドライフのあり方を変えてくれます。

本州では考えられないほどの大型の敷地も大きな魅力です。九州を旅行先としてではなく定住地として新たな候補にお勧めできます。

別荘地紹介

Posted by princo653