長野の別荘地の特徴は?軽井沢・八ヶ岳・蓼科高原
目次
避暑地としての意義が大きい長野の別荘地
長野県の別荘と云えば日本の別荘の発祥地「軽井沢」が代表格です。
高原の多い長野県は避暑型別荘として夏場の利用が主目的になります。一方、寒さの厳しい11月から翌4月頃は週末リゾートとしての利用が出来ない事が難点です。
全県に温泉が湧き出しています。温泉付き物件が多い事は長野県の別荘の魅力の一つです。
長野の別荘地1:軽井沢別荘地

日本の別荘のパイオニア軽井沢は歴史の流れに沿っていくつかのエリアに分かれています。
皇室の別荘地もある「旧軽井沢エリア 保養所などが多い高原エリア「北軽井沢」リゾートマンションが多い「中軽井沢」「新軽井沢」の他、多数のゆかりあるエリアが存在し、エリアごとに趣が違っています。 旧軽井沢エリアは洋館も多数あるところですが別荘の規模が大きく現在でも億単位で物件が売買されています。
売り物はほとんど出ないブランド高いエリアです。
北軽井沢
北軽井沢エリアは中軽井沢から車で約20分の高原別荘地です。
昭和初期に法政大学村と呼ばれていたエリアです。雄大な自然が人気、軽井沢でも低価格で別荘が入手できます。近年セカンドハウス定住者が増えています。
冬の期間が問題
軽井沢に避暑型別荘を所有するのは夏場の過ごし方としては大きな魅力です。氷点下10度まで気温の下がる長い冬の不使用期間、湿気の高い区域での木造建築物のメンテナンス費用などが難点です。
軽井沢に関しては個別のページもありますのでこちらも参考にどうぞ。
軽井沢の別荘地の特徴
長野の別荘地2:八ヶ岳別荘地

広大な八ヶ岳の麓、山梨県境から原村に至る「富士見街道」周辺エリアが八ヶ岳別荘地です。
古くから観光、別荘、スローライフなど多様なニーズで人気のある別荘エリアです。
近年首都圏以外の中部、関西からの定住者が増えています。理由は八ヶ岳エリアは原発事故があった場合、最も影響を受けにくい地区であること、大型地震に耐えうる固い地盤があることです。
県を挙げて八ヶ岳エリアの定住を進めるプロジェクトを立ち上げています。借地権で別荘を建てれば土地代が大幅にカット出来ます。
定住ではやはり防寒がカギ
定住での難点は長い冬と厳しい寒さです。
富士見街道沿いは標高1000m程度が平均で冬場は最大、氷点下10度程度になります。ほとんどの別荘に「薪ストーブ」が導入されています。
薪材はスーパーなどで購入すると一束500円はします。事前に地元の植木屋さんや建築屋さんを紹介してくれる薪ストーブ業者があるので必ず相談してください。
長野の別荘地3:蓼科高原別荘地

蓼科の別荘と云えば「東急リゾートタウン蓼科」が有名です。
蓼科も厳密に云えば八ヶ岳別荘エリア内です。いずれにせよ雄大な八ヶ岳をシンボルに仰ぐ別荘です。
管理型別荘なので、エリア内の保守、メンテナンスに問題がないことが良点です。 定住とリゾートの割合は半々です。
エリア内にテニスコート、チャペル、温泉施設、レストランなども併設され快適な別荘ライフが過ごせます。反面、スローライフからは少し離れた位置づけかもしれません。
別荘のパイオニア軽井沢・雄大な景観の八ヶ岳
長寿ナンバーワン長野県に別荘を持つことは避暑、自然との触れ合いの意味でも意義のあることです。長い冬場をどのように過ごすかが長野の別荘暮らしのポイントです。
定年後なら管理型がおすすめ
広大な八ヶ岳の周りに点在する別荘郡。定年後のセカンドライフなら大手デベロッパーの管理型別荘が安心です。
春から晩秋までの別荘なら富士見高原通り沿いのウッドハウス型がお勧めです。ゆったりとゆっくりと流れる時間が魅力です。