別荘建築の注意点 主に外部

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前回の記事がずいぶん長くなってしまったのでページを分けて引き続き別荘建築について考えていきます。

サービスヤード

洗車をする水道を配置したり、LPガスのボンベを配置したりするスペースのことです。いろんな作業をする屋外のスペースでもあります。

こうしたスペースを何処に設けるかですが、多少見栄えが悪くても道路に近い位置に配置するのが便利です。メーターなどもそうですが、搬入や検査の人が別荘の奥にまで入り込んで作業をすることになりますからね。

プライベートなスペースに人が入ってくるとこちらも落ち着きませんし、業者さんも作業が手間です。

道路の近くに配置しつつ、生垣など目隠しとなる物を設けるのが理想でしょうか。

建物のデザイン

自分たちの別荘ですから自由に自分好みのデザインにするべきものとは思います。

別荘というと木造の自然にマッチした木造のログハウスなどを思い浮かべるかもしれませんが、ログハウスは2階建てか厳しい(原理的に2階建ては向かないらしい)ですし、小さいログハウスだと間取りも難しくなります。

長く住むことを考えるならばあえて現代的な生活しやすい建物にするのも一手だと思います。

別荘の屋根について

屋根

ここでは山岳部の別荘について考えます。

屋根の傾斜についてですが、なだらかな物にすると落ち葉が溜まりやすく屋根にとってはあまり良くありません。

複雑な構造にすると落ち葉の溜まりやすい場所ができるのでメンテナンス上はシンプルな屋根にしておいたほうがいいでしょう。

同様の理由で屋根材も滑りやすいものにしたほうがいいという人もいます。

外壁について

外壁

別荘ですから見た目にもこだわりたいところですが、メンテナンスが少なくて済む物を使用したほうがのちのちは楽です。

楽さを考えるならサイディング(板状の外壁材の総称)は 内側に断熱材のある金属サイディングなどがよさそうです。(ただし海の近くの場合は塩害でやられてしまうことが考えられるので別途検討が必要です。 窯業系サイディングなどが勧められています。)

いくつかサイディングについて触れてみます。

木製のサイディング

木の外壁は見た目には良いですし、ぬくもりもあるかもしれませんが、メンテナンスには手間がかかります。木部は2年から3年で再塗装が必要となるようです。

意外なところできつつきの被害というものもあります。別荘地の周りの家が被害に遭っていないか確認したほうがよいでしょう。

ガルバリウム鋼板

現在はガルバリウム鋼板というものが流通しています。鋼板の上にアルミニウムと亜鉛とシリコンで構成されたていて、腐食環境では亜鉛が溶け出して腐食を防ぐ仕組みとなっているようです。

比較的安価で施工でき加工も容易。腐食にも強いと言われています。しかし、中には一部ですが、数年で穴が開いたり腐食したりといったケースもあるようです。

メーカーの保障がある場合も現場で切断したりといった加工をすると保障外になるようですね。(切断面は金属が露出するためだと思われる。)

ZAM鋼板

近年登場した鋼板で、亜鉛、アルミニウム、マグネシウムによるメッキ層を持つ鋼板です。

耐食性、対傷付性、遮熱性能が特徴です。

窯業系(ようぎょうけい)サイディング

セメントと繊維質を主原料に板状にしたものでバリエーションが豊富なのが特徴です。

見た目もいろいろと選べるので金属の無機質な感じが嫌だという人はこちらも考えてみるのもいいかもしれません。

樹脂製サイディング

塩化ビニール製で塩害や凍害、酸性雨などに強いのが特徴です。

バリエーションが少ない、プラスチック感がするといった点や防火性能のある下地が必要な点などが弱点です。

別荘のきつつき対策

木製のサイディングの場合、きつつきに穴を開けられてそこから動物が侵入するということもありますので対策が必要です。外観を損なってしまいますが、ネットを掛けるという方法があります。

目立たない細いネットで施工してくれる会社もあるようです。

雨樋は掃除のできる場所だけに

雨樋は掃除のできる場所だけにしておかないと落ち葉が詰まってすぐに使えなくなってしまいます。落ち葉の積もらない環境ならば問題ありませんが、必要なところだけに設置するという選択肢もあります。

軒の有無

軒を作らないデザインもありますが、サイディングに直接雨が当たることが多くなるので痛みやすいようです。

木の枝を払っておく

近くに木がある場合は木のヤニや落ち葉で汚れてしまいます。木の枝を払うなどして対策をしましょう。

やはり専門家に

しかし少々勉強したところでやはり素人の域は抜け出せないわけで、立地条件、外観の好みなどをふまえた上でよく相談して決定するべきでしょう。

断熱材について

断熱材は建物のすべての方向、6方向に用いないと効果は落ちるようです。

特に屋根裏は夏場に熱くなりがちなので断熱材や空気抜きが必要でしょう。空気抜きから虫が入ってこないような配慮も必要です。

空気の層を設けて断熱する方法もあるので費用は増えますが検討してもいいかもしれません。

窓について

窓

窓やその周辺についても考えてみたいと思います。

景色を楽しみたいならすりガラスではなく透明なものを選びたいですね。

寝室には雨戸かシャッターがいい?

カーテンをしていても外が明るくなってくると完全に光は遮れず、光が入ってきます。

別にそれぐらいじゃ目は覚めないよという人はいいのですが、そとの明るさですぐに目が覚めてしまうという人はシャッターや雨戸を設けるのも手です。

また夏場は、光に吸い寄せられて虫がやってくるので網戸などの汚れが激しくなります、こうした点が気になるなら他の場所にも雨戸をつけるのも一考でしょう。

雨戸の色

雨戸の色は茶色をイメージする人が多いかもしれませんが、白やクリーム色などいろんな色があります。

周囲の景観を見てどんな色が合うのか検討することも必要です。(茶色は山などの別荘地には合わないと感じる人もいます。)

寒冷地では窓を二重に

言うまでもないかもしれませんが、寒冷地では暖房の効率を考えて窓を二重にします。

外側にサッシの物を内側に木枠の物を用いると良いようですが値段が高いので予算との相談になります。

また、二重になった窓と窓の間にブラインドを設けて光を調節する方法もありますのでカーテンかブラインドか好みで使い分けるのもいいでしょう。

洗面所などは空気の出入り口を

洗面所などの水周りは高窓を設置して、空気の流れを作って開けておいてやると建物にも良いでしょう。

格子を設置したりして防犯には万全を期しておきたいですね。

庇(ひさし)

コストが掛からないし見た目も良いので庇は付けないのが最近の流れのようです。

しかし、雨水が跳ねて壁などを汚したり、傷めたりといったことがあるので家のことを考えると庇は付けておいたほうがよさそうです。

樋を付けるときのことも考えて

樋を付けるのであれば鼻隠し(庇の先に付いてる横長の板状の部材)は丈夫なものを用いてもらいましょう。

鼻隠しは樋を取り付ける際の下地も兼ねていますので、しっかりと取り付けられます。

土留め

山間部の別荘ならば傾斜のある場所もあり、土留めが必要になってきます。

コンクリートで造ると長持ちをしますが、見た目を考えるならば枕木を用いる方法などがあります。

しかし枕木は数年~10年で寿命(どんな木を使うかで変わります。手入れをしてやればもっと長持ちするものもあるようです。)を迎えるので打ち直しのコストも考えなくてはなりません。

ここでも、外観か実用性かどちからを選択することになりそうですね。

斜面が広い場合は網を張って草を植えるという方法もあるようです。業者さんに相談してみましょう。

見た目か実用性か・・・

ここまでで皆さんも感じていらっしゃるかもしれませんが、なかなか実用性と外観は両立しづらい面があります。

見た目にこだわって別荘を建てるとはじめのうちはいいかもしれませんが、慣れてくると別荘の使いづらさが気になり始めます。逆に利便性を追求すると別荘らしさが感じられません。

いかに機能性と外観を両立するか・・・なかなか難しい課題といえそうです。

業者さんとの信頼関係も必要だが自分自身の知識も必要

業者さんとの信頼関係を作り上げることも大切ですが、全部業者さんに任せっきりで自分が何も知識が無いといったことではなかなかうまくいきません。

これは別荘建築以外の建築にも言えることですが、建て主がいろんな知識を持っていることで「これはごまかしが利かない」という意識を持たせることができます。

こうすることで仕事での手抜きの確率が下がるでしょう。

もちろん何事も一生懸命仕事にあたっている業者さんもあると思いますが、自分自身が知識を持つことも大切だということで覚えておきましょう。

これまでの内容あくまでも1つの考え方

別荘建築についていろいろと考えてみましたが、これらはあくまでも1つの考え方です。

言うまでもないかもしれませんが、予算や建築場所、環境などいろんな要素が絡んできますので、実際に建てる場所の様子をチェックしたり、専門家や地元の人に相談したりといった情報収集が必要となってくるでしょう。

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