別荘建築を考える

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別荘を建てるときはのちのちのことも考えて

建築現場

別荘を長く使うにはやはり建築にこだわる必要があります。

快適な暮らしを送るために別荘を建てるわけですから細かいところまで自分たちの暮らしやすさを求めたつくりにする必要がありますね。

当然のことをと思うかもしれませんが、実際に住んでみてうまくいかなかったということもあり得ます。いろいろと予算の制約はあると思いますが、実際に別荘建築でいろいろ経験した方の話をもとに考えてみましょう。

工務店はやはり地元の信頼のおけるところで

なかなか見極めが難しいところですが、地元の信用できる工務店さんに依頼するのがベターでしょう。

建物が完成して終わりではなく、水周りをはじめとしていろんな場所を見てもらうことも出てくるので、すぐに駆けつけてくれるアフターケアーもしっかりした工務店さんに頼みたいものです。

また、地元の工務店さんなら気候をよく理解しているでしょうから、オールシーズンの利用か、期間を限定しての使用かよく話し合っておきたいですね。

増築も考慮した設計を

長い間住んでいると、子供が結婚した、孫が生まれたといったことで増築の必要が出てくることが考えられます。

あとになって取ってつけたように増築をすると調和のとれていない建物になってしまいますし、別荘地は地形が複雑なことが多く(造成地なら別かもしれませんが)思うようにいかないこともあります。

増築もある程度考慮した設計にしておくとのちのち活きてくるかもしれません。

趣味の場として使うならばそのスペース確保を

バーベキューやDIYなど様々な目的があると思いますが、そうしたスペースを確保しておくことが大切です。

やはり、趣味の場が充実していると別荘に行こうという気持ちが違います。

別荘を建てたものの通う頻度が落ちて手放してしまったというケースも耳にします。趣味の空間を充実させて気持ちを高めることも大切だと思われます。

バーベキューの場所などは屋根付きにして雨の日でも楽しめるようにするのもいいかもしれませんね。

建物内の構造や間取りについて

生活のメインとなる建物内部の構造についても考えてみましょう。

間取り

別荘の間取りといってもどんな使用をするのか、景観を重視するのか利便性を重視するのかなどにもよってきますが、基本的な形を考えてみます。

南側にリビングを配置しその隣に寝室を、北側にはキッチンを配置し、その横にはお風呂や洗面所、反対側には玄関を設けるのが無難でしょうか。

1つの階ですべての生活がまかなえる様にしておくと後々楽です。

居間、キッチン、トイレ、風呂、寝室が同じ階にあると移動が少なくて生活しやすいですね。あとは、大き目の収納もあると良いでしょうか。

来客用の部屋など普段あまり使用しない部屋に関しては違う階でも大丈夫でしょう。

バリアフリー構造で老後のことも考えて

最近ではよく聞かれるようになってきましたが、老後の生活のことも考えて、段差の少ないバリアフリー構造にしておくといいでしょう。

今はよくても次第に足が上がらなくなったりと不自由を感じることが出てくるかもしれません。和室と洋室の段差など、できる限り段差を無くした構造が良いと思います。

こだわりの部分も

ロフト

別荘は普段の生活とは違う趣味などの場として建てるわけですから、建物にもこだわりの部分があっていいでしょう。

地下室やロフト、吹き抜けなど自分独自のこだわりを持った空間を作っておくと楽しみが増えます。友人などを招いた際に話のタネになるのもいいですね。

ただ、こだわり過ぎて実際の生活が不便になってしまわないよう注意が必要です。長く暮らすので生活のしやすさという点を忘れないでおきたいですね。

トイレについて

トイレ

別荘地となると下水道が敷設されていないことが多いので浄化槽を設置することになります。

台所やトイレの生活雑排水を一緒に処理する合併浄化槽などがあります。

費用を払って年に1~2回搬出してもらう必要がありますので費用も確認しておいたほうがいいかもしれません。

軽井沢町などでは設置をしたあとに申請をすれば補助金が出るようなのでそうした面も確認しておきたいですね。

近年ではコンポストトイレも注目されている

微生物の力で糞尿を分解して堆肥にするというコンポストトイレといった物もあるようです。堆肥を作るので田舎で農作業をしたいという人にはいいかもしれません。

本体価格の安さも魅力ですが、微生物の力を借りるので水分、酸素、温度を適度に保たないといけないなど欠点もあるので、導入の際は専門家に相談することが必要となりそうです。

水洗は冬場の凍結に注意

寒い地域では凍結に注意が必要です。

水抜きをしても便器の下のほうには水が残るのでこれが凍ってしまった場合便器が割れてしまう可能性があります。

車の不凍液を入れたりする人もいるようですが、寒冷地仕様の水抜きができる便器があるのでそちらを選びましょう。

別荘地では上下水道が揃っているケースは少ない

上下水道が整備されている地域ならばいいですが、別荘地ならば上下水道が整っていないことも考えられます。

上水道は井戸水等にするのか(別荘の開発会社が水質の管理をしてくれるケースもあるようです。)等の確認。

下水道は個別に合併浄化槽を設置するのか、それとも共同の合併浄化槽があるのか、それとも違う方式をとるのか・・・

場所によっていろんなケースが考えられます。実際に住んでいる人に確認できればベストだと思いますが、よく確認しておきましょう。

お風呂場について

風呂

お風呂場もリラックス空間として大切な場所です。

南側に作って、大きな窓を設置して、バスタブは広い物を低く設置して・・・なんてできれば理想的ですが、実際のところなかなかそううまくいきません。

専門家とよく相談を重ねて話をすすめていきたいですね。

風呂場の広さ

少し前の標準的なお風呂の広さは0.75坪でしたが、余裕をもって1坪は欲しいところですね。普通の家でもゆったりとした空間にするために1.25坪を超える浴室にするケースもあるようですから、別荘ならば1.25坪以上が理想でしょうか。

1坪は畳2枚分で182cmx182cmですが、足を伸ばして湯船につかりたいなら大きなバスタブを用意する必要があるのでそうした計算も必要です。

ユニットバスには規格があるようなので一覧を引用してみます。

1216サイズ(120cm X 160cm)=0.75坪タイプ 1217サイズ(120cm X 170cm)=0.75坪タイプ 1317サイズ(130cm X 170cm)=0.75坪タイプ 1616サイズ(160cm X 160cm)=1坪タイプ 1717サイズ(170cm X 170cm)=1坪タイプ 1618サイズ(160cm X 180cm)=1.25坪タイプ 1620サイズ(160cm X 200cm)=1.25坪タイプ 1621サイズ(160cm X 210cm)=1.25坪タイプ 1624サイズ(160cm X 240cm)=1.5坪タイプ 1625サイズ(160cm X 250cm)=1.5坪タイプ 1818サイズ(180cm X 180cm)=1.5坪タイプ

このような規格があります。お風呂場にどのくらいのスペースがとれるのか、どのくらいの広さのユニットバスが欲しいのか専門家とよく相談して決めたいですね。

洗い場のスペースも忘れずに

洗い場のスペースにも気を配る必要があります。

あまりにも狭いとひじが回りの物に当たったり不便が生じます。最低限120cmx100cmは確保するべきだといわれていますのでこれ以上のスペースは確保したいですね。

また、洗い場のスペースがユニットバスを設置する高さにも関係してきます。

あまりに狭いと掛け湯が湯船に入りやすいのでユニットバスを高くしなければなりませんので注意したいですね。(温泉施設などでは洗い場から湯船までの距離があるので湯船の高さは10cmほどと低くなっていることが多い。)

一般的なお風呂は床からの高さが40cmが目安のようですが、洗い場が広く取れるようならもっと低くしてもいいかもしれません。

スペースがなかなか取れないならば扉をスライドドアにするのも一考です。

その他お風呂場で注意したい点

ほかにも注意する点があるので箇条書きにしてみたいと思います。

・洗い場のタイルは滑りにくいものを
・冬に備えて脱衣所や洗い場に空調を
・換気扇には虫除けのために網を
・脱衣所は最低限0.75坪といわれているが、使いやすさを考慮して1坪以上欲しい。

といった具合です。

あくまでも一例なので、参考程度にとどめて実際の状況と照らし合わせて設計していくことが大切かと思います。

キッチン周りについて

キッチン

客人を招いてのパーティー開きたい場合や料理が好きな人の場合はやはりキッチンにもこだわりたいですね。

カウンター方式にするとキッチンまわりの面積を広く取らなくてはなりませんが、洗い物が客人から見えない、設置の場所を考えれば冷蔵庫の中身も見えないといった利点があります。

料理をしながらコミュニケーションをとりやすいのも特徴ですね。

ただ、臭いが流れ出るので換気扇を用いたり、空気の流れには注意したいところです。

窓があるといいかも

窓を設置して明かりを取り込むと雰囲気が明るくなっていいかもしれません、ブラインドを併用すると採光に便利ですね。

設置スペースとの兼ね合いもありますので、どちらを優先するかは好みにもよりますが。

内壁について

内壁

内壁については当然それぞれの好みで決めていくわけですが、1つのポイントとしてできるだけ広い範囲を取るという点があります。

壁面には絵を掛けたり、花を飾ったり、オブジェを置いたり・・・それだけではなくテレビやオーディオなど生活に必要な物も設置します。思った以上にいろんな物があるので、できるだけ広い範囲を確保しておいたほうが良いと思います。

自然の厳しい地域では外に温度計を設置し、壁に配線を通しておくことで室内から外気温の確認ができるようにしておくのもいいかもしれません。

ストーブを設置するときは熱対策を

ストーブ

壁際にストーブを設置するときは熱対策が必要です。

煙突の配置や熱について考えたり、壁面の熱対策をする必要があります。

こちらも事前にストーブを設置したい旨を専門家に伝えて相談しておく必要があるでしょう。

ベランダについて

ベランダ

ベランダについても景観やメンテナンス等考える必要があります。

ベランダを造る側が傾斜地の場合は、非常に高い位置になってしまうため、よく考えないと室内からの景色がベランダが大半であとは空ばかりになってしまいます。

またベランダからの照り返しや、雨の水滴が跳ねて室内に入ってくることに対する対策も考えておきたいですね。

屋根や樋を設けたり、窓の高さを調節するなどの対策が考えられます。

ベランダでバーベキュー

ウッドデッキでバーベキューというシチュエーションに憧れるという人もいると思いますがいろいろと配慮が必要です。

バーベキューをやるとなるとある程度の広さ(1.5間以上は欲しいか)も必要となりますし、夜間ならばいろんな虫が寄ってくるので対策をしなければなりません。

家の内外で出入りが激しくなるのでその間に虫が家の中に入ってくることも考えられます。過度の期待は禁物ですが誘蛾灯の設置も検討しましょう。

ベランダの耐久性

ベランダが木製の場合、2~3年ごとに塗装のしなおしが必要となってきます。野ざらしなので痛みが早いことも考えられます。

十年以上経ってくると内部に蟻などが巣をつくったり、腐ったりといったことも出てくるようです。

木製にしたのはいいけれど木の内部が傷んでくる前に鋼板で覆ったというケースもあるようです。

木製のベランダは見た目はいいですが、メンテナンスの費用や手間がネックです。見た目とメンテナンス性を考慮して長期間ではどんな素材にするのがいいのかよく相談して決めたほうがよいでしょう。

玄関について

到着時にいろんな物を運び込むことになりますので、ある程度の広さを確保しておきたいところです。

1坪は欲しいという人もいます。

また、大きな物を運び込むために観音開きの扉にしておくと便利かもしれません。

寒さ対策も

寒冷地では冬場に玄関を開けたときに冷気が一気に室内に流れ込んでくることが考えられます。

こうしたことも考えて風除け室の設置も検討しましょう。

収納設備について

玄関付近に収納を

玄関付近に収納ができる部屋があると便利ですね。この部屋は土足でも室内履きでもどちらでもアクセスできるようにしておくとさらに便利です。物を取り出すのにいちいち靴を履き替えるのは意外と手間ですからね。

スキーなどのスノースポーツの道具を置いたりと活躍してくれるでしょう。

照明、コンセントをつけると使い勝手が良くなります。

屋外の物置

屋外で使うもの、大き目のものを収納するのに屋外に物置があったほうが便利です。

既製品はいかにも物置といった感じで別荘に合わないかもしれませんが、DIY好きの方は倉庫に見えないとように外観を工夫した物置を作るのも面白いかもしれません。

室内の収納

別荘は収納が少なくなりがちですので多めに作っておくと重宝します。ただ、収納を作るだけでなくハンガーを掛ける場所を作ったり、棚を設けたりするとより使い勝手がよくなるでしょう。

お客さんを招く予定ならばお客さん用の収納も設けておくと何かと便利です。

また、収納は作り付けにすると使いやすさ、見栄えともなかなか良好です。

続きは次のページで

少々長くなってしまいましたので外壁などについては別ページにして考えます。

別荘建築のプランを考える 外構など

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