別荘の庭と雑草対策
別荘の庭。都会の喧騒から離れてゆったりとした空間を楽しめるのはいいのですが避けて通れないのが雑草の問題。
放っておくとすぐに雑草だらけになってしまいます。
そこで別荘の雑草対策にはどんなものがあるのか紹介します。
目次
雑草対策1:自分で抜く
一番単純な方法ですね。
草抜きのための道具を揃える以外はコストが掛かりませんが、夏場は体力を消耗しますし、蚊などの虫との戦いになります。
雑草は成長が早いので2週間に1度など頻繁に雑草を抜く必要があります。
業者さんに頼むと1㎡あたり1000円ぐらいのようです。近くにシルバー人材センター があればそうしたところに頼むと費用を抑えることができます。
雑草対策2:除草剤を撒く
除草剤を買ってきて撒く方法です。
除草剤といっても全ての草を枯らしてしまうタイプと特定の草だけを対象としたタイプがあります。また即効性のあるタイプ持続性のあるタイプなど種類は様々です。
雑草を1本1本抜くよりも簡単ですが
1.体に着いたり吸い込んだりすると危険なので取り扱いに注意が必要
2.ガーデニングなどをしていると大切な植物まで枯らしてしまう可能性がある
3.強力な物を使うと環境への影響があるかもしれない
といったデメリットがあります。
また、すぐに気にいったものが見つかればいいですが、実際にいろんな除草剤を使ってみて自分好みのものを見つけるまでに時間が掛かるかもしれません。
雑草対策3:砂利を敷く
砂利を敷き詰めて雑草が生えてくる場所を無くす方法です。
格段に生えてくる雑草が減ります。厚みは3cm以上敷き詰めたいところです。
デメリットとしては
1.次第に砂利が沈んで土が出てくるのでそこから雑草が生えてくる
2.砂利の上に落ち葉などが落ちると箒で掃くのがたいへんで掃除しづらい
といった点があります。
防草シートとの併用
防草シートなどと呼ばれる雑草を防ぐシートを敷いてからその上に砂利を敷く方法があります。
土と砂利が混ざらないという利点がありますし、雑草も生えにくくなります。シート単体で使う方法もありますが、見栄えのがよくないので砂利を敷くケースが多いと思われます。
種類はいろいろあり、天然の原料を使用していて自然に放置しても大丈夫な製品もあるようです。激安品はすぐに破けてしまうなど品質の面であまりおすすめできません。
耐用年数は5年ほどと言われています。
雑草対策4:水で固まる土を使う
近年話題なのが水で固まる土です。
水をかけると固まり、雑草対策になります。土のような色なので自然な感じになるのがメリットです。厚みは3cmといわれていますが、ひび割れのことを考えると5cmぐらいはあったほうがいいかもしれません。
デメリットは
1.施工が難しく素人ではきれいに仕上げるのが厳しい
2.コストが高め
といった点です。土を敷く前に雑草を抜いてきちんと地面を固めておく必要がありますし、水をかけるときにうまくやらないと土が流れてしまいます。
施工後レンガとの隙間から雑草がなんてケースもあるので注意しておきたいですね。
雑草対策5:雑草を全て抜いてしまうのではなく共生する
雑草をある程度自然に任せるという選択肢もあります。
寒冷地で森林が近くにあるならばあまり木を切らないでおくと日照の関係かあまり雑草は生えてきません。人が歩く部分のみを整備してその他の部分は自然に任せておくのも手だと思います。
好みにもよりますが、人が歩く部分にも落ち葉などが落ちてきて別送まわりが自然の趣となる場合もあります。
一時的ならばブルーシートやじゅうたんも
しばらく来訪予定が無いなどで一時的に雑草が生えてこないようにするのならばブルーシートや古くなったいらないじゅうたんを敷いておくという手もあります。
じゅうたんは重みがあるので重しを乗せたり固定したりする手間が少なくて済みます。